山荘来訪者にとっての楽しみの一つが、冬の厳寒の外気をあざ笑うが如き
ストーブがんがん燃やし。中ではTシャツ一枚で・・・。あのゆらめく炎・・・。
(参考までに、あの青い蜃気楼のような炎が出せるのは「ストーブ一級」です)
そして、ストーブに載せた個別フライパンで焼く目玉焼きがめっぽう旨い。
誰がなんと言おうと旨い。実は旨くなる条件が揃っているのだが・・・。略。
さて、その冬の楽しみの目玉焼きを、この夏、第一作業班のY賄い班員が
ゴルフスタート前の朝に、
『今日、今、食べたい』と言った。
えー、じゃー、ストーブ燃やすの? まさか・・・。
そこへ「焼き方名人」のN親方登場!
なんと朝から七輪に炭を熾し、そこへあのフライパンを載せて、特製目玉焼きを
作ってしまった。
これを快挙というか、言ってみるものだといおうか、それともナントカもおだてりゃ・・・と
言うべきか。いやいや素直に快哉とするべきだろう。
こうして夏でもあの豊饒な目玉焼きが食べられることとなった。
この夏の印象事件。第一作業班は、ますます食う姿が似合うこととなってしまった。
今までは冬の楽しみの目玉焼きだったが・・・。
『今日、今、食べたい』と言った第一作業班のY賄い班員です。
卵は、(ナント!)1パック1000円という高額商品でした。
最高のコンデションで食べたい!と、ただただ、その思いだけで、
『今日、今、食べたい』
発言に至りました。
ゴルフを控え、「炭火は間に合うのか?」という周囲の意見に
惑わされることもなく、黙々と炭火を熾すN親方の背中は、
まさに職人!惚れ直しました。
二日間連続で、目玉焼きを食べることができて、嬉しかった
「夏の目玉焼き」を拝読して、
一年中、目玉焼きが食べれる幸せを、今また実感中です。
蓼科の”夏”の唯一の難点はストーブをいじれないこと。
当たり前といえばそれまでなのですが、薪ストーブも東京では
味わうことのできない楽しみになっている。
前回は薪ストーブをガンガン燃やすことを目的に2月末に
山荘を訪問したぐらいです。
第一作業班の歴史もこの薪ストーブと無縁ではない。
薪置き場づくりが最初のチャレンジ。
これを話し始めると長くなるので以下省略しますが、
N親方、N主任そして私のチームはここからスタートしています。
今では庵主様が言う”ストーブ一級”にめでたく全員が
合格できました。いやあ長い道のりだったなあ。
そしてそのストーブを利用した目玉焼き作りは、その後、
冬の定番になっていたのですが、
今回、N親方の絶妙な遠赤外七輪のおかげで、
夏に目玉焼きを再現できたのはまさしく快挙!
これも進化ですよね。
陶器の街、岐阜県多治見市出身の私にとって、子供時分、お腹が空くとよく食べていた「陶器の小鍋」で作る目玉焼きが、これまでの最高ランクだったのですが、
写真にある鋳鉄皿で作った目玉焼は、ただ単に薪ストーブの上に置いておくだけで、何故か相当美味しく仕上がってきて、最初っから侮れない奴・・・と、思っていました。
実は・・・昔食べてた陶器の小鍋の目玉焼きとどっちが美味しいかを確かめるべく、わざわざ築地の食器問屋でよく似た小鍋を買ってきて、久方ぶりに食べてみたことがあります。あの鋳鉄皿をストーブハウスで買って食べた直後の事。まだ味の記憶が残っている間に、、と思って。
少し懐かしい感じのその味は、それはそれで今も美味しく、いけてるのですが、料理としては別物でしたね。(煮る+焼く)/2って言えば想像して頂けるでしょうか?
この鋳鉄皿は、正統派の目玉焼きです。しかし、こうなってくると食べ比べ好きとしては、、、
『がんがん燃やし薪ストーブ』VS『炭火七輪』という東西横綱対決を、勝手ながら今から期待したく思っております。厳冬の最中、N親方がテラスで焼いているうちに凍えてしまわないかが心配ですが。。。
いや、しかし。。。
それ位、今回の『七輪炭火』は凄かったのです。
N親方ありがとうございました。Y賄い班員さんの一言が発端だったとすれば、Yさんにも御礼です。